【フリーランスで仕事がない】あなたが今すべきこと|フリーランス4年目の私が安定を手に入れた方法をお伝えします♡
現代の日本では、「フリーランス」という会社に属さない働き方が注目されています。
インターネットの普及など技術の進歩によりいつでもどこでも仕事ができるようになったり、企業と個人をつなぐプラットフォームが整ってきたことなどがその理由に挙げられます。
クラウドソーシングで有名な「ランサーズ」が2020年に行った調査では下記の通り、ここ1年以内にフリーランスを開始した人は昨年に比べ8%増加していると発表されています。
1年以内にフリーランスを開始した人が昨年に比べ8%増加していることがわかった。特に50歳以下のフリーランスは増加していることから、日本の労働人口においてフリーランスの重要性は今後よりましていくと思われる。
このことからも、フリーランスの需要は今後より増していくことは間違いありません。
しかし、時間にも場所にも縛られずに働くこととができるという魅力がある一方、
といった心配から、フリーランスとして働くという道を選択しかねている方も多いのではないでしょうか。
実際にわたし自身、フリーランスになる前は「収入への不安」がありました…!
ですが、実際にフリーランスとして活動を続けてきて数年経った今、感じたことは「フリーランスでも安定して収入を作ることはできる」ということ。
こちらの記事では、フリーランスとして活動してきたわたしの経験をもとに、フリーランスへの一歩が踏み出せないあなたへ【フリーランスのリアル】をお伝えします。
- フリーランスでも安定収入を得る方法
- フリーランスで仕事がなくなる人はどんな人?
- もし仕事がなくなったらどうすればいいのか
フリーランスの不安要素、『仕事がない』問題について
冒頭でもお伝えしたランサーズの調査の中で、43%もの人がフリーランスという自由な働き方の障壁として「収入がなかなか安定しない」ことを挙げています。
私自身もフリーランスとして活動を始めるまでは、「ちゃんと仕事をもらえるのか?」「収入を安定して作っていけるのか?」といった不安がありました。
ですが、実際に自分がフリーランスとして働き始めたところ「フリーランスでも安定して収入を作ることはできる」と感じています。
そして実際に私自身が、安定した収入を得ることができています。
そのために私が実践してきたことで、安定収入を得るために大切だと感じていることはこちらの2つです。
- 【単発】の仕事と【継続】の仕事をバランスよく組むこと
- 新規集客だけでなく、リピーターを作ること
「フリーランスで仕事がない人がいる」という現実も実際ありますが、そういった人は仕事の組み方が上手くできていなかったり、目先の仕事しか見えていないことが多いです。
これからフリーランスになる、今現在フリーランスで仕事がない人は、こちらの2つのポイントを意識すれば大丈夫!
本記事の内容を実践して、これからフリーランスになる方も、現在フリーランスだけど仕事がない!という方も、仕事の途切れないフリーランスになりましょう♡
フリーランスで『仕事がない』状態になる人の特徴
フリーランスの仕事は「信頼」で次の案件に繋がっていきます。
それを踏まえて私が考える「仕事がない状態になってしまうフリーランスの特徴」はこちらです。
- 約束(納期)を守らない
- レスポンスが遅い
- 目先の利益を求めてしまう人
- きちんとした実績がない
納期など約束を守る、ということは当たり前のことのように思えますが、お客さまとの信頼関係を築くうえでとても大切です。
そして、その当たり前ができていない人って意外と多いのです。
実は私自身、仕事が忙しくなりすぎた時、お客さまへのレスポンスが遅れてしまうことが続いてしまった案件がありましたが。やはりそういう事をしてしまったお客さまとは長く関係は続かなかったです。
自分のキャパを知って、一つ一つちゃんと対応できる要領を知っておく。
フリーランスとしてお仕事をいただくうえで、これはとても大切なことです。
「声をかけてもらった案件をすべて受けていて手が回らなくなるほど忙しい…!」という方は、自分のキャパをきちんと把握し、受ける案件を選択したりスケジュールを調整するということを意識してみてください^^
スケジュールを調整して流れてしまった案件はご縁がなかったということ!
ご要望に添えなかったお客さまには申し訳ない気持ちになりますが、ご縁のあったお客さまに精一杯対応しましょう!
フリーランスなのに仕事がない、なくなりそうな時にやるべきこと
仕事が途切れることで経済面で不安が出てくるようであれば、お仕事に拘らずアルバイトなどすぐにお金を得られる仕事で最低限のお金を作りましょう。
お金の不安は、絶対に心の不安につながります。
そんな状態でフリーランスのお仕事をするのは、お客さまにも悪影響を与えてしまう恐れがあるので、まずは心の安定が保てる程度の収入を得るために、アルバイトなどをすることがお勧めです。
そして、フリーランスとして今後も活動を続けていくためには、アルバイトと同時進行でフリーランスとして収入を得るための次の種まきをしていくことが大切。
種まきとして具体的に行動しておくべきことをご紹介していきます!
① 今までの自分の実績をしっかりまとめる
お客様に安心してお仕事をして依頼してもらうためには、きちんと見せられる実績があることが重要です。
お客さまに「あなたはどんな仕事ができるのか」を伝えられるよう、今までの実績をポートフォリオなどにしっかりとまとめておきましょう。
そしてまとめる際はぜひ「次のお仕事に繋がる実績を作って来れているか?」考えながら行ってみてください。
実績は量も大切ですが、「この人にお願いしたい!」と思ってもらえるような質の良いものを作っていくことがとっても大切。
こちらの記事では、WEBデザイナーさん向けではありますが、私が実践してきた「上手な実績の作り方」についても触れています!
WEBデザイナー以外の職業にも共通する部分はあると思いますので、ぜひ参考にしてみてください♡
②実績を振り返り、サービスの見直しや改善を行う
会社員と違い、フリーランスは第三者からのフィードバックを受ける機会が圧倒的に少ないです。
そのため、お客さまにより満足していただけるサービスをご提供するためには自分自身で「振り返り」を行うことがとっても大切。
普段はなかなか時間を取れない「振り返り」ですが、この機会に自分のサービス見返して改善をしていきましょう!
③必要であればスキルのブラッシュアップ
今の「仕事がない」「仕事がなくなりそう」な状態に陥った要因として、あなたはこの2つのどちらが当てはまりますか?
- そもそもスキルが足りなくて満足度が低い
- サービスの満足度は高いが、認知が足りてない
このどちらなのかによって、今後の活動の中ですべきことは変わります。
もしあなたが前者の「スキル不足」に当てはまるようであれば、今のうちにスキルのブラッシュアップをしておきましょう。
自分に足りていないスキルは何か、どんなスキルがあったらお客さまに満足していただけるのかを考えてみましょう!
④自分の存在・サービスを知ってもらう認知活動をする
サービスの満足度は高いけど、認知が足りていないと感じる場合は、積極的に認知を広げる活動をしていきましょう!
「仕事がない」フリーランスがすべき認知活動はこちら。
- 知人に声をかけてみる
- ネットなどで求人を探す
- ココナラなどのクラウドソーシングを利用する
- オンラインサロン のコミュニティなどの活用
- SNSでの発信を強化する
次の仕事につながらない場合、「認知が足りないか?」「お客さんの満足度が低いか?」のどちらかの可能性が高いです。
空いている時間を活用して、今一度自分が改善すべき点を考えてみましょう!
仕事がないフリーランスは、単価を下げてでも仕事を取るべき?
仕事が減ってきたり、仕事がないなどの状態になった時、単価を下げるべきかどうか悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
フリーランスとして数年活動してきた私としては、【一時的に単価を下げるのはあり】だと考えています。
ただし、先ほどもお伝えした通り「お金の不安がない状態にしておく」ということが前提です。
お金がないから単価を下げてでも案件を取る、という考え方ではなく、「次のお仕事に繋がる実績を作る」という目的で、期間や受付人数を決めて、一時的に単価を下げて集客をすること。
これが大切です!
価格を理由に依頼してきたお客さまは、満足度が高ければ次に繋がるとは思いますが、単価をあげにくくなるというデメリットがあります。
一時的に価格を下げる場合は、下記のような形であらかじめきちんと伝えておけば、後々価格を上げやすいのでおすすめです。
実績作りのため、通常はこの価格ですがxx名様までは特別価格で対応させていただきます。終了し次第、値段は戻しますのでご了承ください。
仕事が途切れないフリーランスになるために大切なこと
フリーランスで安定した収入を得るためには、冒頭でもお伝えした通り、この2点が何よりも大切です!
- 単発の仕事+継続の仕事でバランスよく組むこと
- 新規集客よりもリピーターになってもらうことを意識する
①単発の仕事+継続の仕事でバランスよく組むこと
SNSをみてるとプロフィールや投稿などで「●ヶ月で100万円稼ぎました!」と華やかな実績を謳う人もいらっしゃいますよね。
でも実際、自分の収入の安定を支えてくれるのは、そういう華やかな打ち上げ花火のような実績ではなく、【継続的なコツコツした仕事】です。
長く安定した収入を作るためには、単発の大きな仕事だけでなくコツコツした継続の仕事も受けて、単発の仕事と継続の仕事をバランスよく仕事を組むことを意識しましょう。
②新規集客よりも大切なことはリピーターを作ること
多くの人が「とにかく集客しなくちゃ!」と考えがちですが、実は新規集客より、リピーター作りの方が大切です。
マーケティング用語に「2:8の法則」というものがあり、上位顧客2割が売上の80%を作っている、という考え方をします。
例えばアイドルの場合、沢山いる新規のにわかファンよりも、毎回コンサートやイベントに来てくれる少数のコアなファンの方が、アイドルを経済的に支えています。
新規集客ばかり意識するのではなく、既存のお客さまに満足していただきリピートしてもらうことを重要視するようにしましょう♡
そして、最終的にやっぱり一番大切なのは「信頼」です。
信頼されることで、リピーターになってもらえるだけでなく、「口コミ」や「紹介」が生まれ、それが次の仕事に繋がっていきます。
「お客さまからの信頼を得ること」さえ心掛ければ、フリーランスとしてお仕事がなくなってしまうということはあまり考えられないと思います。
お客さまから「信頼してもらえる存在」そして「手放せなくなる存在」を目指しましょう!
まとめ:フリーランスとして働くなら、デメリットも把握した上で行動しよう。
フリーランスを目指している人に伝えたいことは、「自由に働ける!」といったメリットの部分だけではなく、デメリットも把握した上で計画的に行動することが大切だということ。
ちゃんと地に足のついたフリーランスになるために、フリーランスとして働くうえで自分に生じるデメリットはなんなのか?そしてそのデメリットに対してどんな対策をすればいいのか?をしっかり考えましょう。
フリーランスは、会社員と違って毎月決まった収入が保証されていない・福利厚生がないなどのデメリットはあります。
でも、私自身はそのデメリットを踏まえても
- 自分で考えたものを形にして、お客さまに喜んでもらえること
- 0歳の娘を子育てしながら、おうちでお仕事ができること
- 好きな事を仕事にしているので育児の息抜きになっている事
など、フリーランスという働き方がすごくあっています!
フリーランスのデメリットを考えてみたら、実は自分は会社員の方が向いてるかも、なんて気づきもあるかもしれません。
そういった場合は、フリーランスという形に拘らず会社員+自分のやりたい副業というスタイルをとってもいいかもしれませんね^^