未経験からフリーランスWebデザイナーになった私が考える『活躍できるフリーランス戦略』
「選ばれるWebデザイナー」になるための方法や個人で活躍するための方法について発信してます♡
2018年1月に未経験からフリーランスWebデザイナーとして独立して、4年目を迎えました!
現在はホームページ制作とWebデザイン講師の2軸で活動しており、0歳の娘の子育てをしながら、好きなWebデザインを仕事にして自由に働くことが出来ています。
そして独立当初に一番不安だった収入面も、子育てをしている今も変わらずOL時代以上の収入を安定して作れています^^
講師としてお仕事していく中で、こんなご相談を沢山いただくようになりました。
実際、私自身も「フリーランスになりたい!」と考えたものの、そもそもフリーランスってどうやってなるの?どうやって仕事を獲得するの?本当にフリーランスとしてやっていけるの?と、とーっても悩んだんですよね。
そして沢山悩んで色々試行錯誤していく中で、フリーランスになり、自由な働き方を実現していくことが出来たわけですが…
私はこの「やり方」を、フリーランスとして活躍する方々の背中を見て、学んで実践してきたことで今の働き方を実現することが出来ました^^
この記事では「フリーランスになるためには具体的にどうしたらいいの?」という、未経験からフリーランスWebデザイナーになった私が、フリーランスとして軌道にのせるまでに具体的にやってきたことを包み隠さずお伝えしたいと思います!
- 未経験からでもフリーランスWebデザイナーになれる!
- フリーランスの肝は「実績作り」
- スキルアップだけでなく、とにかく実践が大事!
- Webデザインスキルを身につけたけど仕事に繋がらない
- 未経験からフリーランスWebデザイナーになれるのか不安
- フリーランスになりたいけど具体的にどうしたらいいかわからない
- 結婚や出産を考えて、会社に縛られない自由な働き方をしたい
元銀行員の私が「転職」ではなく「フリーランス」を選んだ理由
「独立した」というと、元々意識が高かったり、会社員時代も活躍していたり・・そんなイメージがあるかもしれません。
でも、私は元々「独立」や「フリーランス」に縁もゆかりもない安定志向の銀行員で、その上仕事は全く出来ませんでした。(笑)
そんな私が、なぜ「転職」ではなく「フリーランス」という働き方を選んだのか?というと、OL3年目に営業職に就いたことで体調を崩して、銀行を退職しなければいけなくなったことがきっかけでした。
当時はまだ20代半ばだったので「第2新卒として転職をするのが一番いい」と思っていたし、何より安定志向なので今まで「独立」なんて考えたこともありませんでした。
でも…会社に出勤したくても出勤できなかった時期を経験したことで、「転職」をしても、また体調を崩してしまったり、結婚や出産などのことを考えたら、また同じことの繰り返しをするのでは…と思ったのです。
今までは「会社員」という働き方しか知らなかった私ですが、毎日必死になって様々な働き方を調べる中で「フリーランス」という選択肢を知り、フリーランスになりたい!と考えるようになりました。
「手に職をつけよう!」と色々手をつけた末にたどり着いたWebデザイン
とは言っても、フリーランスなんてあまりにも無縁な世界にいたので(笑)転職活動を念頭に置きつつも「まずは手に職をつけよう!」と考え、ネイルスクールに通ったり、簿記の資格を取ってみたり、とにかく自分にできることを模索していきました。
そんな時に、たまたま「ゆりかちゃん、WordPress作れる?」と知り合いの個人事業主の方にお願いされたことがWebデザインを知るきっかけでした。
その時の私は、もちろんWordPressなんて触ったこともありません(笑)
でも、人にお願いされるということは「需要があること」なのでは?と思い、とりあえずやってみようと二つ返事へ引き受けました。
この時に、WordPressやデザインツールを使ってホームページを作ることは「Webデザイナー」という職業だと知り、Webデザインにチャレンジしてみようと思い、社会人Webスクールに通うことを決めました。
まずは副業からスタート!フリーランスになるまでの具体的なステップ
そう思いますよね!
フリーランスになってみたい!という気持ちはあるけど、どうやってなったらいいのか?そして、いきなりフリーランスになって収入は大丈夫なのか?
これはフリーランスになる前の私自身がまさに思っていたことです。
では、そんな私はどんなステップを踏んでフリーランスになったのか?というと、具体的には以下のようなステップになります^^
- スクールに通いながら、会社員+副業で小さなお仕事をうける
- SNSを活用して、しっかりとしたホームページ制作の実績を作る
- スクール卒業時に、制作実績の公開と共にフリーランスとして独立
いきなりフリーランス!は、安定志向の私にはやはりハードルが高く難しいと思い、まずは会社員で安定した収入を守りつつ、スクールで学んだことを活かして副業で小さなお仕事を受けていきました。副業の内容としては、Photoshopで知り合いの方やSNSの繋がりでブログのヘッダー作成などがメインです^^
そして次のステップとして、しっかりとしたホームページの実績を作るため、SNSで知名度のある方に「ホームページを作らせてください!」と初めて営業メールを送り、ホームページ制作の案件を受注。
卒業してから一人で初案件をやるのはハードルが高いと思ったので、スクールのカリキュラムを活用して、プロの先生に質問し放題の環境を存分に活用させていただきました!(先生、本当にありがとうございました…!)
そして無事に初めてしっかりとしたホームページ制作の案件を納品し、その実績公開と共にフリーランスとして独立をしたという流れです。
フリーランスのWebデザイナーになるためのスキル
Webデザイナーになろう!と思っても、Webデザイナーになるために必要だと言われているスキルは幅広く、学ぶ方法もたくさんあり迷ってしまいますよね。
これは「どんなWebデザイナーになりたいか?」「どんな人がお客さまなのか?」「どんな働き方を目指すか?」によって、勉強すべきステップが異なると考えています。
例えば、大きな制作会社への転職を考えているのであれば、一般的に求められるWebデザイナーとしての知識を一通り身に付けることが優先かもしれませんが、フリーランスとして個人でやっていくのであれば、いち早く「実績」を作っていくためにスキルを学びながら小さな案件でもチャレンジした方が効率がいいからです。
Webスクール?独学?どっちがいい?
これから勉強を始めるという方は、「独学」か「スクール」のどちらにするか悩まれることが多いと思います。
結論からいうと、Webデザイナーになるために特別な資格は必要ないので、独学・スクールのどちらでも大丈夫です!なので、自分にあった方法で勉強を始めてみましょう^^
以下の記事にスクール・独学の特徴についてまとめています!
どちらの勉強方法が向いているのか?、そしてスキルを身につけた後にどんな働き方をしていきたいのか、考える際にぜひ参考にしてみてください♪
ちなみに!私は、自分で情報収集をするのが苦手な意志の弱いタイプなので(笑)お高い学費を払ってでも強制力のある環境が欲しくてスクールに通うことを選びました。
わたしが実際にやってきたWebデザイン勉強方法
上述した通り、私が目指すのは「制作会社への転職」ではなく「フリーランスになること」。未経験からのスタートだったので、とにかく実践につなげるために以下2つを意識してきました。
- インプットで終わらせるのではなく、必ずアウトプットまですること
- アウトプット物に対して、人から客観的なフィードバックをもらうこと
何事もやりっぱなしにしてしまうと身につきません。一人でサイト模写などで練習をただ繰り返すのではなく、知り合いでもいいので実際にクライアントワークを行い、人に評価をもらうようにしていました。
具体的な勉強方法やフリーランスになるために勉強以上に大切なことについてこちらの記事でご紹介していますので、これから勉強を始める方や、スキルアップばかりしていてお仕事に繋がっていない!という方はぜひチェックしてみてください^^
フリーランスになるために必要なスキルレベル
このようなご質問も沢山いただきます!
が、まず考え方として「どこまで勉強する」という発想が違うと思っています。なぜなら、仕事にするためには「お客様が求めているものを形にできるスキル」を身につけることが必要になるからです。
なので、大切なことは「お客さまが何を求めているのか?」を知ること。
ここまでお話しした通り、私はスクールで学びながら小さくてもクライアントワークをこなすことを意識してきました。そして、実際にクライアントワークをすると「お客さまが本当に必要としていること」がわかるので、それを形にするために足りないスキルを身につけていくスタイルでやっていきました。
多くの方が「まだ自分は仕事できるレベルじゃない」と踏み止まってしまうのですが、そもそも「仕事でどんなことが求められるのか?」「お客さまが何を求めているのか?」を知らないケースがほとんどです。
だからこそ、「何を勉強するべきか?」を一人で考えるのではなく、「お客さまが必要としていることは何か?そして何を学ぶべきか?」という思考で考えいきましょう!
フリーランスの初案件獲得方法
これは絶対皆さんが気になることですよね!
コネも人脈も実績もない、全くの未経験の私も最初はそう思いました。
そんな私でも、ホームページ制作の初案件を受注してお仕事が繋がっていったので、具体的にどうやってきたのか?お話したいと思います!
初案件獲得はFacebook。SNSを活用して「信憑性」を育てよう!
コネも人脈も実績もない私が、これからWebデザイナーとしてホームページ制作を提供していくために、まずは自分の認知を広めるために、SNSを活用しました。
当時はFacebookを利用して、個人でビジネスをしている人との繋がりを作り、ちゃんと自分の発信もして「信憑性」を育てることを意識していました。
そして、この人のホームページを作りたい!と思える「自分にとっての理想のお客さま」をFacebookの中で探し、ポーセラーツというお稽古のサロンを主宰していらっしゃる方に人生で初めての営業メールを送りました。
その結果、見事にOKを頂くことが出来たのです!実際に、OKしてくださった理由の一つとして「発信を見てどんな人か判断できた」と言っていただけました^^
Webデザイナーとしてポートフォリオサイトは必要?
自分が何者か?がわかるポートフォリオサイトは早めに作ることがお勧めです!
ポートフォリオサイトというと「掲載する実績がまだなくて作れない…」と考えがちですが、私はまだ実績が何もない営業メールを送る前に、自分がどんな活動をしている人かわかる簡単なブログを作って発信していました。
お客さま目線で考えてみて欲しいのですが、どんな人かもわからない人に仕事をお願いするってとてもハードル高いですよね?
最初から完璧なサイトを作ろうとするとハードルが上がってしまうので、「相手に、自分が何者かをちゃんと伝える」という視点で、簡単でもいいので作ってみましょう!そして、後からどんどんプラッシュアップしていけば大丈夫です^^
常に「相手目線」で考えることが大切!
フリーランスの肝は「実績作り」
フリーランスはとにかく「実績」が命!
あなたが作った「実績」は、「私はこんなサイトが作れますよ!」ということを相手に示す重要なものになります。
特に駆け出しの頃は、一つ一つの実績の積み重ねが大切になっていきます。
しかし、意外と「実績作り」に失敗している人が多いのも現実。
ここからは、次のお仕事に繋がる「上手な実績の作り方」についてお話したいと思います。
Webデザイナーとしての上手な実績の作り方
まず考えるべきことは「これからどんな仕事をしていきたいのか?」ということです。
例えば、私の場合、フリーランスとしてホームページ制作をメインサービスにしたいと考えたので、ホームページ制作の実績を作ろうと考えました。
そして作りたいサイトは、かっこいいコーポレートサイトとかではなく、女性らしいデザインのサイト。なので、そういうホームページを求めている女性をターゲットに絞り込んだという流れです。
よくある失敗例としては、ホームページ制作をしたいと考えているのに、実際にやっていることはバナー作成ばかりで、自分の実績を並べてみたらバナーの実績しかなかったというパターン。
もちろん、何も実績がない状態よりははるかに良いのですが、目的が不明確なまま、ひたすら実績だけ作っても効率が悪いので気をつけましょう!
フリーランスが継続的にお仕事を獲得するために大切なこと
実績は「たくさんあればいい」わけじゃない
実績を作っていくためには、量をこなすことも大事ですが、一つ一つの質にもしっかりこだわって「目の前のお客さまに満足していただくこと」と「次に繋がる仕事をすること」が重要です。
せっかく実績が沢山できても、そのクオリティが低いと「この人にお願いしたい!」と思ってもらえず、結局次の仕事には繋がりません。
そうならないためにも、今自分ができる最大限の努力をして、一つ一つのクオリティを意識して良いものを作りましょう。
お客さまに「この人にお願いしてよかった!」と思ってもらえたら、自然に口コミや紹介で繋がっていきます。
次の仕事を運んできてくれるのは「信頼」
そして、継続的にお仕事を獲得するためにもう1つ大切にしなければいけないのは「信頼」を作る仕事をすること。
駆け出しの頃って、制作にかかる労力に見合った報酬をいただけないことも正直多いと思います。
でも、最初から目先の利益を追ってはいけません。駆け出しのうちは制作の目的は「お金を稼ぐこと」ではなく、「実績を作ること」そして「その実績から次の仕事につなげること」と意識を持ってしっかり作ることが大切です。
私自身、駆け出しの頃は正直至らない点もきっと沢山あったと思います。それでも自分なりに最大限に努力をしたことで、お客さまにはとても喜んでいただけました。
そして、その最初の実績のおかげで、次の仕事に繋がり…とどんどんお仕事が繋がっていき、実績を積むことができています。
まとめ:未経験からフリーランスWebデザイナーになりたい方に伝えたいこと
フリーランスとしてお仕事をしていくためには、兎にも角にも「相手目線」で考えることが大切です。
- どこまでスキルアップしたら良いのか?
→お客さまの役に立つためには、どんなスキルが必要か? - どうやって仕事を獲得したら良いのか?
→どんな人に仕事を頼みたいと思うか?
「フリーランスWebデザイナーになりたい!」
そのきっかけはなんでも良いし、自分の気持ちを大切にすべきだと思っています^^
だた、自分の想いばかりが先行して、「仕事=誰かの役に立つこと」という本質を忘れてしまっては、Webデザイナーとして長く活動することはできません。
フリーランスとして活躍するということは、誰かの役に立つこと。
何事も「相手からの視点」を忘れずに、考えて行動していきましょう!
フリーランスWebデザイナーとして自由な働き方を実現したいあなたへ
「時間や場所に縛られない働き方をしたい!」
「フリーランスという働き方に興味がある!」
「Webデザイナーになって好きなことを仕事にしたい!」
そんな方にむけて、Webデザインのことやフリーランスの働き方について情報をお届けしています♡
この記事でお話しさせていただいた内容を、より詳しくお話しさせていただいたトークイベント(2019年6月開催)の動画をメルマガにて配信しています^^
「こんなに戦略的にやってきたんですね!」と結構驚かれるので笑、もしよかったら是非参考にしてください!