最短で軌道に乗せる!未経験の私がフリーランスWebデザイナーになるためにやってきた勉強
「選ばれるWebデザイナー」になるための方法や個人で活躍するための方法について発信してます♡
Webデザイナーを目指してみたいな!と考えた時に、まず何から手をつけたらいいの?と、悩んでしまう方多いのではないでしょうか。
「未経験からWebデザイナーになるためにどんな勉強をしてきましたか?」
「どこまで勉強したら仕事ができますか?」
と受講生からもよくご質問いただきます。
今回は、私が未経験からフリーランスWebデザイナーになるまでにやってきた勉強方法と、効率よく活動を軌道に乗せるためのポイントをお伝えしたいと思います!
- まずは基礎スキルを学ぼう
- 学んだことは即実践!
- 必要なスキルとは「相手が求めているもの」を作れるスキルである
- これからWebデザインを勉強して、お仕事に繋げたい
- 効率の良い勉強方法を知りたい
- スキルアップばかりに励んでいて仕事に繋がっていない
28歳の時に、未経験からフリーランスWebデザイナーになりました
まず簡単に私のお話しをさせていただくと、私は元々銀行員で、WEB業界とは遠い業界で働いていました。
体調を崩して会社を辞めざるを得なくなった時に、「手に職をつけたい!」と考えて模索する中でWebデザインというものを知ったので、全くの未経験で、実績もなければ、人脈もないというところからのスタートです。
というと、とても無謀な挑戦に聞こえるかもしれませんが、現在独立して3年目を迎え、フリーランス1年目からお仕事に困ったことは一度もなく、一番不安があった収入面についても安定して作ることが出来ています。
転職ではなく、未経験からフリーランスを選んだ一番の理由
当時は20代だったこともあり、一度「転職」をして経験を詰むべきかなとも考えました。転職エージェントさんにも「フリーランスはいつでもなれる。30代になる前に、一度転職してちゃんと経験を積んだ方が良い」と勧められ、ご最もだな〜と思ったのも事実です。(笑)
転職という選択肢の方が一般的には正しいだろうなということはわかっていましたが、一度会社で働けなくなってしまった経験から「会社や環境に縛られない働き方をしたい」という気持ちが強く、未経験からフリーランスWebデザイナーになるという選択をしました。
Webデザイナーになるために、まず勉強したこと
何から勉強したらいい?HTMLやCSSなどのWebデザイン基礎スキルを学ぶ順番
Webデザイナーになるために最低限必要な以下になります。
- HTML,CSSというホームページを実装するための知識
- Photoshopなどのデザインツールの操作スキル
- WEBデザインの基礎知識
当時の私は、Webデザイナーになるために、そもそも何を勉強して学べば良いかさえもわかっていなかったので(笑)とりあえず必要な知識を一通り勉強したいと考えてWebデザインスクールに通うことにしました。
HTML,CSS,Photoshopといった基礎スキルを4ヶ月学び、その後、2ヶ月かけて学んだ基礎を活かして実際にホームページを作る卒業制作というものを行い、合計6ヶ月スクールで勉強した形になります。
そして、卒業後そのまま未経験からフリーランスとして活動を始めました。
「自分で情報取集をするのが苦手!」
という私のようなタイプの方には、必要な知識を一通り学べるカリキュラムが整っているスクール通いはオススメです!
「独学は難しい」は嘘!WordPressは独学で勉強をして仕事を受けました。
といっても、Webデザインスクールって結構学費が高くて「いきなり通うのはちょっと不安・・・」という方も多いかもしれませんね。
実は、最終的にスクールに通った私も、その前に知人から「ゆりかちゃん、WordPress作れる?」とお願いされ、WordPressを触ったこともない状態から完全に独学でサイトを作って納品したことがあります。
この話をすると結構びっくりされるのですが、WordPressはPHPの知識がなくても、テーマを使って簡単なサイトを作るレベルであれば独学でも全く問題ありませんでした。(そして独学といっても、ガッツリ勉強をしたわけでもなく、本も購入せずにひたすらググって完成させていったという感じです。笑)
独学でも大丈夫!「Webデザインの勉強にまずはこの1冊!」初心者さんにおすすめの本
なので、Webデザインの基礎の勉強については、スクールに通おうが独学でやろうが正直どちらでも大丈夫です。
大事なことは、Webデザインの仕事の全体像をちゃんと把握した上で、細かい知識を勉強することです。
実際に私が購入してみて「まずはこの1冊!」にオススメの本をご紹介しますので、「まずは気軽に勉強してみたい!」という方は是非参考にしてみてください^^
▼なるほどデザイン
▼1冊ですべて身につくHTML & CSSとWebデザイン入門講座
Webデザイナーに必要なものは?最初に購入したパソコンについて
Webデザイナーになるにあたって必ず必要になるのが「パソコン」です!
デザインツールを使ったり、コードを書いたり、Webデザイナーにはパソコンが必須!逆に言えば、パソコン1台あればお仕事が出来ちゃいます^^
私はWebデザインの勉強を始めるにあたって、元々Windowsのノートパソコンを持っていたのですが、Macbookのノートパソコンを購入しました!
Webデザインの仕事用に購入するパソコンで大事なことは「スペック」です。元々持っていたパソコンは、インターネットやOfficeソフトをメインに使用していたのでそれほどスペックが高くなかったので、デザインソフトを使うと動きがめちゃくちゃ悪い・・・。デザインソフトを使うためにはある程度のスペックが必要になります!
私が最初に購入したパソコンのスペックは以下の通りです。
・Macbook 12インチ(ローズゴールド)
・16GB
・256GBストレージ
当時スクールに通っていたので持ち運びを頻繁にしていたこと、ピンクのMacbookが欲しかったこと、最初の1台目ということで、持ち運びしやすくて自分のテンションが上がるMacbookを選びました^^
ただ、スクールの先生にも言われましたが、長い目でみるとMacbookではなくMacbook Proがやはりおすすめです!MacbookだとやはりPhotoshopの動作が重くなることもしばしば・・・そして動画編集をするようになったので2年半くらいでついに故障していましました^^;
修理に7万円かかると言われたので、その時にMacbook Proに乗り換えて、現在はMacbook Proを使っています。
Webデザイン基礎の勉強以上に大事なこと
ここまでWebデザインの基礎の勉強方法についてお話ししましたが、Webデザインの基礎知識を身につけただけではフリーランスになるのは厳しいです。
一番大切なことは「お客さまが求めているものを形にする実践スキル」。
とにかくこの視点が大切なのですが、多くの方が忘れがち!
「Webデザインスキルを勉強して身につけること」に注力しがちですが、この視点を持って勉強できるかどうかで、フリーランスとして軌道に乗せられるか否かが大きく変わってきます。
フリーランスとして1人でホームページ制作を仕事にする場合、デザインやコーディングだけでなく、お客さまに出会うための認知活動、そしてお客さまとの打ち合わせ・ヒアリングから、納品まで一通り対応しなければいけません。勉強しなければいけないことはWebデザイン基礎スキルだけではないのです。
すぐにクライアントワーク(仕事)をした
先程お話しした通り、スクールで基礎を4ヶ月勉強した後に、卒業制作でホームページを一つ完成させるという課題がありました。
卒業制作は、自分のサイトや架空のサイトなど、どんなホームページを作ってもOKという形でした。そこで私は今後のことを考えて、クライアントワークを実践しようと思いました。
ただ、もちろん人脈のない私には近くに「ホームページを作りたい!」という人はいない状況。それでもどうにか卒業制作で先生に質問できる環境の時にクライアントワークをしたい!実績を作りたい!と思い、SNSを活用して全く面識のないお稽古サロンの先生に初めて営業メールを送ったのです。これが個人で初めてのホームページ制作のお仕事となりました!
実際にクライアントワークをして気づいたこと
実際にクライアントワークをして気付いたことは、「実際にお客さんがホームページに求めていることは、Webデザインの基礎スキルが身についているということではない」ということ。
当たり前といえば当たり前なのですが、スクールで基礎スキルを学んでいる時には「このスキルがあれば仕事に繋がる!」と思っていたので、お客さまの求めているものについて全くなかった視点でした。
このクライアントワークを経験したことで、「ちゃんとお客さまのリアルな悩みを知ること」「お客さまの声を聞くこと」の重要性に気付きました。
なので、スクールで基礎スキルを身につけた後は、とにかく実践する!ということにこだわって学んできました。
まとめ:未経験からWebデザイナーになるための効率良い勉強方法
フリーランスとして最短で軌道に乗せるためには、「とにかく実践重視で、足りないスキルを身につけていく」というスタイルがお勧めです。
どういう形で基礎スキルを勉強するか?ということはそんなに重要ではありません。架空のサイトを作ったり、練習用のサイトを作るという勉強方法をされている方もいらっしゃいますが、やはりそれだけでは「お客さまのリアルな悩み」が見えないことが多いです。